こんにちは、Manipulaive NAGATAです。
ひざの痛みで悩んでいる方は、非常に多くいます。
これを読んでいるあなたや周りの方でひざの痛みがある人が必ずいるのでは無いでしょうか?
ひざの痛みを抱えている人のひざを見てみると、きれいにまっすぐ伸ばせない人がほとんどです。
ひざが曲がったままで歩いたり、立っていたりすると、
①ひざ関節の一部に体重がかかる
②たくさんあるひざ周辺の筋肉の中で一部の筋肉に負担がかかり続ける
関節面とひざ周辺の筋肉・筋膜にかなりの負担がかかります。
ひざ関節がまっすぐ伸びた状態で立つことができるようになると、
①太ももの骨と脛の骨の1番広い面で体重を支えられるので、体重をうまく分散できます。
②ひざ関節の中心に体重がかかるので、前後左右バランスよく筋肉を使うことができます。
つまり、一部にかかり続けていた負担を分散できることで、痛みを軽減することができます。
では、曲がって伸びなくなってしまったひざをどうやって伸ばしたらいいでしょうか?
単にひざを伸ばそうとしても、痛みが出たり、不安感などで関節がカチッと固まり全く動かなくなってしまいます。
どんな関節も前後左右にたくさんの筋肉・靭帯・脂肪体・膜・皮膚があります。
固まった時点で前後左右のどの組織が突っ張っているかをクライアントとコミュニケーションをとりながら探っていきます。 身体の勉強をしていて機能解剖が頭に入っていれば、おおよそ突っ張っている組織はすぐにわかりますので、その組織をほぐしていきます。
ほぐし方は組織によって変えていきます。
すると膝は伸びていきます。
注意)ひざの変形がひどく、骨による動きの制限がある場合は改善が難しくなります。
こんなシンプルなアプローチですが、かなりの威力があります。
人間の身体は1つであり、特別な方法はありません。
解剖学を基本に原因に対して対応する必要があります。
十数年硬くなったひざも軟部組織の問題であれば改善の余地があります。
ひざ関節の動きが良くなるとひざの他の部分が痛くなることがあります。
関節はそれぞれの角度で働く筋肉が変わります。
関節が伸びてひざが浅い角度で歩いたり立ったりしていると、今まで使われていなかった筋肉が刺激されるので、筋肉痛が起きます。
しかし、これまでの不快な痛みとは違い希望が持てるかもしれません。
電気治療やホットパックだけで痛みが良くならない人は理学療法士のアプローチが受けられる施設にいきましょう。
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