当整体院の施術内容
- 関節可動域調整( + 自律神経)
- 筋膜調整
- 姿勢調整
- ホームエクササイズ
1.関節可動域調整( + 自律神経)はこんなことをします
各関節は、ただ曲がったりするのではなく、捻じれたり、滑ったりしながら動いています。本来の動きからズレている関節の軌道を調整します。加えて背骨の並びを調整することで自律神経の働きが整うことがあります。これは科学的に証明されているわけではありませんが、臨床的にみられる身体の反応です。
(※世間でもよく勘違いされて問題となっていますが、関節の動きをより滑らかにするものであって骨の形などを変えるものではありません。)
2.筋膜調整はこんなことをします
痛みや痺れの出る姿勢や動きをチェックしたり、疑わしい部分を触察したりして筋膜の歪みが出ている部分を特定していきます。
筋膜の歪んでいると考えられる部分が数箇所絞られたら、指や肘を使って圧迫しグリグリとほぐしていきます。「摩擦」と「圧迫」を利用して1箇所を2〜5分間程度かけてほぐすので状態によっては痛みが生じます。 筋膜は全身繋がっていますので、繋がりがある部分を必要に応じてほぐします。筋膜の歪みがある部分は、「硬く」「痛い」部分です。
2-1筋膜調整後の注意点
筋膜調整は炎症を伴うことがあります。俗にいうもみ返しのような状態です。圧迫し摩擦を加えるので、筋膜は刺激を受けます。この状態は「4日間」ぐらいは継続するかもしれません。基本的には何もせずに、そのまま様子をみてください。
そのため、以下のことにご注意ください。
- 一時的に痛みなどが強くなることがある
- 眠っていた他の部分痛くなることがある
- そのままにして、冷やしたり温めたり湿布を貼ったりしない
- 激しい運動をしない
- 熱いお風呂に長時間浸からない
- 多量に飲酒しない
- ストレッチは3日目ぐらいから徐々に始める
3.姿勢調整はこんなことをします
姿勢が改善されると、負荷がかかり続けている部分の負担を軽減し痛みが軽くなる効果が期待できます。
〈姿勢が悪くなる要因〉
同じ負荷がかかり続けることで…
- 軟部組織(筋肉、筋膜、靭帯、皮膚など)が硬くなる
- 使いすぎている筋肉、使っていない筋肉が弱くなる
- 姿勢の基準(正中・中間)のイメージや感覚が歪む
などの変化が起きてしまい、正しい姿勢に戻ることが難しくなってしまいます。そもそも一般的に正しい姿勢自体に認識のずれが生じているので、自分では正しい姿勢を作ることは難しい作業です。
〈 姿勢改善プログラム 〉
- 関節可動域調整
- 筋膜調整
- 筋力トレーニング
- 正しい姿勢の感覚を修正する
上記のようなプログラムで姿勢改善を目指します。
4.ホームエクササイズについて
施術を通してみつかった問題点を改善するために、簡単なストレッチやトレーニングをアドバイスします。強制ではありませんが、エクササイズを継続すると身体にも嬉しいことが起こります。余裕のある方は是非取り組んでください。
施術の流れ
1.カウンセリング

痛みや痺れなど来店のきっかけになった。悩みについてお話を伺います。これまでの運動歴、ケガの経験、手術経験、どんな時にどんなことをしたら痛むか、など出来るだけ詳しく教えてください。
2.検 査

痛みなどが生じる動きを実際にみます。その時の姿勢や体の使い方など、その人の特性を確認します。関節の柔らかさ、筋肉の張りも触察します。
3.施 術

体の動き、関節や筋肉の状態から筋膜が歪んでいる部分が選定できたら、筋膜調整が始まります。必要に応じてストレッチ、関節可動域調整、トリガーポイントマッサージ、腹部の調整なども行います。
4.効果判定

施術前に検査した動きをもう一度行います。さらに調整が必要な部分があれば、再度施術します。検査と施術の繰り返しです。
5.アドバイス

あなたに合わせたエクササイズや生活上の注意点をお伝えします。
6.退 室
以上で終了です。軽くなってお帰りください。どのような変化を感じたか教えて頂けると次の施術に役立ちます。